ワーママの夕食づくり、1週間乗り切り術(保育園児編)
ワーママって本当に忙しいですよね。
必死に仕事を終わらせてきて(中途半端でも強制終了)、必死にお迎え時間に間に合わせて、何とか家に辿り着いたときにはもうクタクタ…。なのに、ここから第二ラウンドがスタートするわけです。
個人的には、長男3歳・長女0歳のときの、2回目育休明けのときが一番辛かったです…。
夫は早朝から深夜までいないワンオペ状態で、食欲旺盛な長男と、離乳食&母乳の長女。
辛すぎて記憶ももはやあやふや。
そんな中、毎日の夕食をどのように乗り切ってきたか、実践してきた方法と1週間のリアルな献立をお伝えします。
食事の一番の目的は「健康になるため」
「食育」だったり「文化」だったり「母の愛」だったり「娯楽」だったり…食事って、色々なものを背負わせられすぎてるように感じます。
余裕があればそれでもいいけれど、いつも微塵も余裕がないワーママ。
「食育のために一汁三菜…!」とか、絶対ムリです。
私の場合は、食事の目的を「健康になるため」だと定めて、その他の優先順位は下げました。
優先順位を下げたものは、例えば「一汁三菜」「バリエーション」など。
ベースは「健康的な一品料理」か、「健康的な単品料理の組み合わせ」です。
考え方をこれに変えてから、「副菜つくらねば…」の呪縛から開放されて、だいぶ気持ちも時間も楽になりました。
そして調理にかかる時間を圧縮した分、5分でもいいから子どもと遊んだり、保育園帰りに図書館に寄る時間にあてることができました。
保育園で1日に必要なカロリーの半分を摂取
保育園の給食。栄養士さんがきちんと計算したレシピをもとに、調理さんが手作りでつくってくださる保育園の給食。
家ではなかなか箸が進まない子も、保育園だと完食…なんて話もよく聞きます。
この保育園の給食、実は結構、量もしっかりしていて、お昼ご飯とおやつで、一日の必要なカロリーの半分は取れてたりします。
であれば、朝夕は多少手抜きでも、発育上はそこまで問題ないはず。
更に、「1周間トータルで、栄養バランスが取れてればよし」と考えることで、毎日のメニューにそこまで悩まなくなりました。
週末に鍋で野菜をたっぷり摂ったなら、次の日の夕食の野菜はミニトマトだけでも問題ない。
とある1周間の献立を公開
基本方針は「野菜とタンパク質と炭水化物ががとれてればオッケー。品数にはこだわらない」です。
究極の食事を参考に、タンパク質は魚メインでたまに鶏肉、さらにたまーに豚肉です。
究極の食事については、下記の本がおすすめです。エビデンスに基づいた「本当に健康的な食事は何か」について書かれています。
で、実際の献立は以下。
- 月曜
焼き魚と野菜スープとめかぶ - 火曜
肉料理(鶏肉トマト煮、蒸し鶏など)とブロッコリーとミニトマト - 水曜
焼き魚と野菜スープともずく酢 - 木曜
一品料理(カレーとかシチューとか) - 金曜
サボる日。お惣菜を買って帰ります。親子ともども楽しみな日!
えーと、以上です。シンプル!
土日は夫の状況により、調理に時間がかけられそうだったら揚げ物などもしたりします。
帰宅後は時間がない。調理は朝に
基本的に朝つくる派です。魚も朝焼いて、帰ってきたらレンチンです。
焼きたてが美味しい?そうですね。でも気にしません。
保育園児、魚焼き上がるの待ってられません。
肉とか一品料理はホットクックで調理
肉料理、一品料理、スープ類はホットクックで朝作ります。
帰ってきたら作りたてが即食べられる…!温め直しの手間もいらない…!
ホットクックはワーママにおすすめアイテムです。
カレーとかシチューってつくるの気楽だし子ども受けいいし、多用したいレシピである反面、どうしても調理時間がかかるから帰宅後につくるにはハードル高い。
かといって出勤前につくると、覚めるまで冷蔵庫に入れられなくてやきもきするし、帰宅後は温め直す時間も惜しい。
ホットクックだと予約調理ができるので、帰宅後、即、できたてホカホカが食べられます…!
野菜はスープで摂取
うちの子たち、野菜得意ではなかったのですが、スープにすると食べてくれました。これもホットクックでつくります。ポタージュなんかもよくつくります(ほうれん草、かぼちゃ、ゴボウなどなど)
魚はオイシックスの「骨取りシリーズ」
魚はオイシックスの「骨取りシリーズ」を多用してました。これ、あらかじめ骨を取ってある切り身なので子どもにも食べやすく、しかもおいしい。
デメリットは高いこと…。ですが、外食よりは安く、栄養価も高いため、そこは必要経費として目をつぶります。
保育園時代は本当に忙しい。
頼れるモノはどんどん活用して、今日を生き抜こう
今回は「保育園児編」として書いてみましたが、今は上の子は小学生、下の子も年中となり、一番大変だった頃より大分落ち着きました。
「ちょっと待ってて…!」と言えば(少しの間なら)待っててくれる。
つまり、ピークの忙しさは数年のこと。
この時期を、できるだけ子どもとの時間を持ちつつ、母が笑顔で過ごすためにも、便利な家電を使ったり、「インスタ映えは無視!サク飯・ズボラ飯バンザイ!」と割り切ることって、重要なんじゃないかと思っています。
だって、調理するよりも、小さい頃の子どもとお話したり遊んだりする方が、何倍も大事だって思うから…!