【糸島移住】東京と糸島、教育環境を比較!
こんにちは。とりです。
今日は東京と糸島の教育環境はどう違うのか!?について書いてみようと思います。
学校は?保育園や幼稚園には入れるの?習い事は?
子持ちなら気になるこれらのこと、でも、移住者ブログ等だとあんまり出てこなかったりしますよね…。
尚、言うまでもないことですが、東京も糸島もエリアによって教育環境は様変わりします。
ここに書くのはあくまで、私が住んでいたor住んでいる地域にとおける個人の感想です。
ちなみに前住居は東京都豊島区、現在は糸島市の筑前前原付近、です。
【保育園・幼稚園】糸島も待機児童いるが、東京の比ではない
東京の保育園事情、本当に苛烈ですよね。つくってもつくっても追いつかない。
信頼できる保育園に預けて、仕事復帰したい。こんなシンプルな要望が、なぜ当たり前に叶えられないのか。
説明会予約のために家族総出で電話をかけまくるとか…そこまでしないと、説明会にすら出られないなんて。
私たちが移住を志したきっかけの1つに、この「保活の異常さ」に嫌気がさした、というのもあります。
さて、ここ糸島ではどうなのか。
私たちが移住検討中、市役所の方に聞いた2018年2月時点では、待機児童数「4人」でした。
その後の4月入園の時期を経て更に増え、「13人」となったようです。
13人…文字通り、東京近郊とは桁が違います。
また、糸島は車で送迎する人が多く、園によっては送迎バスも出ているため、遠方の保育園でも通いやすいです。
私立園ばかりなので、園ごとに特色があり、自分の子どもに合った園を選べる…というのも嬉しい…というか、本来こうあるべきだよなぁ、としみじみ思います。
東京の激戦区だと、園の保育方針などで選べるはずもなく、ぎりぎり通える範囲で入れるところであれば入れてくれ…という状況…。
幼稚園でも、仕事は可能
我が家は東京時代は保育園に通わせていましたが、移住後、転園先は幼稚園にしました。
私が育児しながらの在宅ワークに切り替えたので、家にいられることと、活発な娘の特徴を踏まえての決断でした。
幼稚園も、朝8時半登園・18時まで延長保育なので、在宅ワークや時短勤務など、ある程度時間に融通がきく仕事であれば、就労可能だと思います。
実際お仕事されている方も多いようでした。
【保育園・幼稚園】は糸島に軍配!
- 入園しやすい
- 我が子に合った園を選びやすい
- 園庭や園舎が広く取れるなど、ハード面で優位
等々、保育園・幼稚園の環境は糸島に軍配が上がると思っています。
そもそも都会の保育園だと、残念ながら「どこでもいいから入れるところに。贅沢は言っていられない」となってしまいがちなので。
【小学校】教育のバリエーションは東京優位
糸島市内には、公立の小学校しかありません。
国立や私立の小学校に入れたい…となったら、東京の方が優位(というか、糸島市内では不可能)です。
また、公立に限っても、以前住んでいた豊島区は越境入学を認めていたので、選択肢があります。
我が家の長男は、豊島区の公立小学校に通っていました。
実際の教育内容について、どちらも公立ということもあり、糸島の小学校と大きな差はないと思っています。
ただ、傾向としてひとつ言えるのは、「糸島の小学校は”厳しい”」。
平たく言うと、先生が怖い。
息子からの話を聞いて、私も「先生、厳しいな…」と感じたし、他の学年の保護者で、やはり他地域から移住してきた方も同じように言っていました。
都内・福岡どちらも教員経験のある知人がいるのですが、糸島は東京に比べて「厳しい指導をする」傾向があるそうです。
厳しいことが一概に悪い、とは言えないのですが、個人的には「子どもも一人の人間として尊重すべし。抑圧するのはよくない」と考えているので、小学校の教育環境は東京に軍配が上がる、と思っています。
【習い事】バリエーション・質は東京優位だが…
ちょっと変わった習い事がしたい、一流の先生に習いたい…そう考えるなら、東京が優位だと思います。
サッカー教室にも元Jリーガーが来るし、ラグビー教室は六大学の選手が教えていました。
ピアノの先生も藝大・桐朋等、有名音大出身の先生が多かったです。
ただ、人が多い。
良い先生の元には人が集まるので、グループレッスン系の習い事はギュウギュウです。一人一人、ちゃんと見てくれてるのかな…と思うこともしばしば。
そもそも定員オーバーのところも多く、普通のスイミングスクールでも空き待ち状態ででした。
いくら先生が良くても、習えなかったら意味がない…。
その点、糸島は優位です。
習い事のバリエーションは多くありませんが、各種球技のクラブチーム、スイミング、ピアノ、塾、武道など、一般的な習い事は一通りそろっています。
やりたいときにすぐ始められるし、先生もひとりひとりしっかり見てくれている印象でした。
何を重視するかによって、東京と糸島、どちらに軍配が上がるかは意見が分かれるところだと思います。
ソフトは東京、ハードは糸島
細かいことを色々書いてきましたが、傾向として
- 人材やコンテンツといったソフト面は、東京が優位
- 敷地や自然環境といったハード面は、糸島が優位
となります。
そして、人材やコンテンツは、webを介して代替できるものが増えてきています。
skype使ったオンライン英会話とか、スタディサプリなんかもそう。
一方、敷地や自然環境をいきなり増やすことはできません。
どちらがいいのかは、個人の価値観や子供の数、どんな教育をしたいかによっても変わってくると思います。
我が家の場合、小学校までは自然を身近に感じて遊びこませたいと考えているので、ハード面に優位性のある糸島での子育てを選びました。
ソフト面の足りない部分は、自分たちの工夫で乗り切ろうと思っています。
在宅ワークの道を選んだのも、仕事に使う時間を減らし(特に通勤時間)、その分の時間で子どもと図書館に行ったり、キャンプに行ったり、一緒にごはんつくったり、もちろん勉強を一緒にやったりしようと思ったからです。
※私の在宅ワークについては、在宅ワークを始めてわかった、意外なデメリット - 脱・東京計画〜3児ワーママ移住ログ〜をお読みください。