3児ワーママ、地方移住する。

より楽しく生きるために、移住も含めて暮らし方を模索している3児ワーママの生きる知恵を発信。

地方移住、仕事はどうする?サラリーマンが現実的に取りうる5つの選択肢

f:id:dokonisumu:20180314232154j:plain

自然に囲まれて暮らしたい、子どもをのびのび育てたい、住居や食べ物のレベルを上げたい…。

地方移住したい、と思ったとき、壁となるのはやはり「仕事」。

でもそれって本当に、壁なのでしょうか?

具体的に検討せず、イメージで「仕事があるから無理…」と思っているなら、それは単なる思考停止。

壁だと思っているものも、実は案外簡単に乗り越えられるものかもしれません。

今回は「地方移住を考えてるサラリーマンが、仕事について取りうる5つの選択肢」について書いてみようと思います。

サラリーマンが取りうる5つの選択肢

f:id:dokonisumu:20180425120925j:plain

サラリーマンが取りうる選択肢、分類してみました

 

移住希望地に「転勤」する

移住先の仕事の選択肢、1つ目は、「勤めている会社の地方支社に転勤する」です。

メリット

  • 安定収入があること。
  • 金銭的余裕が出る。
  • 仕事を変えなくてよい。

デメリット

  • 支社がない地方には行けない。
  • 希望してない場所への転勤のリスクがある。

 

基本的には会社次第で、行きたいところに行けるかは会社次第。けれども、うまく自分と会社の方向性が合えば、今の仕事を大幅に変えることなく、地方移住が叶います。

会社によっては住宅手当が出たり、給与そのままで生活コストが安い地方に住めるので、金銭的に余裕が出る場合も。

ただ、数年後に更に別の場所へ異動するリスクがあったりと、すべては会社次第でもあります。

 ただ、「転勤は会社次第だから無理…」とハナから諦めるのは早いです。

人事に掛け合って、希望先に転勤させてもらったり、支社のない地方に支社をつくってもらったり等、「そんなことできるんだ」という事例も見聞きしてきました。

何もしないよりは、会社に相談してみる方が得策です。

 

リモートワークをする

移住先の仕事の選択肢、2つ目は、「リモートワークをする」です。

リモートワークやテレワークを取り入れる会社、本当に増えてきました。

会社にこの制度があれば、現在の勤め先を変えることなく、移住が可能です。

メリット

  • 移住先を自由に選べる

デメリット

  • リモートワーク可否は、最終的には会社次第

 

リモートワークが認められれば、居住地は自由です。会社の場所に縛られることなく、海辺でも山奥でも、自分の好きなところに住むことができます。

ただし、これも最終的には会社次第。

人によっては、家にいるとうまく集中できない場合も。

生産性が落ちないよう、自律が求められます。

リモートワークも今は追い風なので、現状自社の制度になくても、人事や上司にかけ合う価値はあると思います。

ここ数年でびっくりするくらいインフラ整ってきてるし、実際私も会社に行って、テレビ会議して、その後はずーっと自席で仕事してて、「これ家でもできるじゃん…」って思ったこと何回もあります。

 

転職する

移住先の企業へ転職。

会社に頼らず、サラリーマンのまま自力で移住する場合、取りやすい選択肢が転職ではないでしょうか。

メリット

  • 移住先を(ある程度)自由に選べる
  • 安定収入を得られる

デメリット

  • 自分のキャリアを活かせる職種があるとは限らない
  • 東京からの移住の場合、給与が下がることが多い

 

転職の場合、自分の住みたい場所に行くことができ、かつ、うまく転職できれば、安定収入を確保できるので安心です。

一方で、福岡や札幌といった大きな地方都市でも、給与水準は下がるのが一般的なようです。

 今は転職市場はかなり活発なので、自分の価値を確かめる意味でも、一度転職サイトに登録して、行きたい地方にどんな仕事があるのか、確認してみるとよいでしょう。

 

独立する

現在の職種で独立開業する、就農する、カフェやゲストハウスを始める…地方移住で仕事といって、一番最初に思い浮かべるのはこれかもしれません。

メリット

  • 移住先を自由に選べる
  • 東京よりも固定費が安いので、低コストで開業できる

デメリット

  • うまくいかなかった場合のリスクヘッジが必要

独立する場合は、基本的には場所を選びません。

もちろん、飲食店など人を相手にする職業であれば、「その土地にあった仕事」でないと成立しません。

一方、例えばweb上で完結する仕事であれば、本当に場所は自由です。

自由な一方、もちろんリスクもあります。

起業・独立は、この記事のテーマから離れるので深くは触れませんが、収入に波がある、軌道に乗るかわからないなどがリスクでしょうか。

職場は変えずに移住する

現在の職場は変えずに移住することだってできます。

千葉の房総や鎌倉・葉山の三浦半島、山梨や静岡からも都心へ通勤することは可能です。

また、週末だけ地方の家へ住む、二拠点居住という手もあります。

メリット

  • 職場を変えなくてよいので、収入や仕事内容はそのまま

デメリット

  • コストがかかる

遠距離通勤にせよ二拠点居住にせよ、金銭的にも時間的にもコストがかかります。

遠距離通勤の場合は、会社がカバーしてくれる範囲を超えてしまったら、その分を自分で払わなくてはなりません。

また、当然通勤時間も長くなります。

二拠点居住は、当たり前ですが住居費が2倍かかりますし、週末に移動する時間的コストもあります。

それでも、今の仕事からどうしても離れられず、それでも地方移住を叶えたいのであれば、検討する価値はあると思います。

仕事のために、地方移住を諦めるのはもったいない

ここまでつらつらと移住を希望するサラリーマンが取りうる選択肢について書いてきました。

サラリーマンで移住は大変…と思いがちですが、そこで思考停止してしまっては本当にもったいない。

上司にそれとなく相談してみる。

転職サイトに登録してみる。

意外にさっくり道は開けるかもしれません。